1200px-Policeman_at_Tokyo
by Spaz Tacular

仕事内容

科学捜査研究所は,全国の県警本部に設置されている鑑定・研究機関です。

主な仕事はポリグラフ(生理反応を使った虚偽検出)とプロファイリング(犯人像や犯人が住んでいる場所の推定)ですが、プロファイリングは県によって担当しないところもあるようです。
 
また、これも県によりますが、筆跡鑑定などの文書鑑定を兼務する場合があります。
 
採用試験の情報に詳しい仕事内容が掲載されるので、プロファイリングや文書鑑定をどうしてもやりたい人は、よく確認して試験を選ぶ必要があります。

受験資格

4年制の大学で心理学を学んだことが条件となります。大学院卒の必要はありません。 

そのほか、30歳以下や35歳以下など年齢制限の付く場合が多いようです。

受験方法

基本的に採用は欠員が出たときの補充なので、採用試験は毎年行われているわけではありません。
 
また、採用情報は各県の県警ホームページに掲載される場合と県のホームページに掲載される場合の2パターンがあるので、試験のチャンスを逃さないためには、希望する地域でこまめに県と県警の両方のホームページをチェックする必要があります。
 
試験内容は、1次試験で地方公務員上級の教養試験専門試験を受けた後、2次試験で面接などが行われます。
 

就職後

就職後は,はじめに間県警の警察学校で約1ヶ月間,警察職員としての基礎知識を学びます。

また、1年目の秋には、全国の科捜研の新人職員が、千葉県柏市にある科学警察研究所の研修所で寮生活をしながら約3カ月の専門的な研修を受けます。

その後はそれ以外にも、専門分野ごとにより高い技術を学ぶ研修の機会があるようです。


はじめての方へのおすすめ記事
犯罪心理学ってなに? 
専門家ではないあなたが犯罪心理学を学ぶべきたったひとつの理由 
さあ、学びをはじめよう。犯罪心理学のおすすめ入門書3選

本気で学びたい人へ!どこよりも詳しい大学リスト 
【全国】犯罪心理学が学べる大学・大学院16選 

犯罪心理は潰しがきかない?いろんな仕事がありますよ! 
犯罪心理学にかかわる仕事をご紹介 

犯罪を分類して理解しよう 
さまざまな犯罪の類型 

犯罪の原因を探る 
人はなぜ犯罪をするのか  

write62 
犯罪心理学に関するご質問を受付中!Facebookグループもあります。