犯罪心理学に関するご質問は,この記事のコメント欄をご利用ください。
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そこで今後は,犯罪心理学に関する一般的なご質問について,この記事のコメント欄でお答えをさせていただきたいと思います。
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コメント
コメント一覧 (18)
また、仕事もその方面に就職したいとおもっているのですが、大学で学ばないと仕事にするには難しいですか?
お返事が遅くなりすみません。てっきりあると思っていた通知機能が無かったようで,コメントを頂いたことに気づいていませんでした。
プロファイリングをやりたいのであれば警察の科学捜査研究所に就職するか,どこかの県警の刑事になって捜査支援部門に異動するかのどちらかです。
科捜研に就職するなら多くの場合受験時の要件で心理学の学部卒であることが求められますし,刑事になるとしても心理学を学んでいる方が異動が優先的にしてもらえて有利な可能性があります。
それが違うなら、名前ではなく、犯罪心理学がちゃんと学べる大学に行きたいです。その場合、大学が有名でなくても、就職できる可能性はあるのでしょうか?
ただ,大学で犯罪心理学を学ぶ際の留意点として,犯罪心理学自体は応用のかなり専門化した分野のため,学部レベルで深く学ぶべきものではないかもしれないということです。学部ではまず基礎的な心理学を広く学ベルところへ行き,その土台の元にさらに学びたいという気持ちがあれば犯罪心理学が専門の先生がいる大学院へ行くのも一案です。
直前にどんな感情を抱いているか,というのは,まともな研究をするのは比較的難しいテーマです。ただ,攻撃性が高まった時の他の心理的状態を調べた研究は多くありますので,参考に検索してみると何か見つかるかもしれません。
また,警察では動機についても聴取をしていますから,基本的にはその内容がお答えに近い情報なのだと思います。ただし,当然被疑者が心を完全に開いて動機を話すとは限りませんし,十分な情報とは言えないかもしれません。
一つ注意点として,そもそも「行動を起こす直前の感情」というのは犯罪者に対するあまり上手な捉え方ではないかもしれないと私は思っています。
犯罪者は,「まだ犯罪をしたことがない」私たちと何か質的に違う人種であったり生物として欠落しているものがある人たちではない,ということは,このサイトの記事をご覧いただいているとお分りいただけると思います。したがって,犯行時の感情,思考も犯行直前に突然どこかから自然発生するようなものではありません。犯罪をせずに過ごしている多くの人が犯罪には至らないトラブルを起こす時と同じように(また,犯罪者自身が犯罪をしていない時も同様に),そこに至るまでの経過があります。その経過を詳しく調べていくことが,そうさんが本当に知りたいことに繋がるような気がします。
私はこちら(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/data_ryutsuseibi/kanminrt_dai2/siryou3.pdf)のような犯罪予測アルゴリズムに興味があるのですが、大学で防犯心理学を学んでて独学で統計学を学ぶか、
大学で統計学を学んで独学で防犯心理学を学ぶか、迷っています。
専門外の質問になってしまっていたら申し訳ありません。
私は、不審者検知 AI(defenderXなど)に興味があり大学ではそれに関連することを学びたいと考えているのですが、ネットで調べてみても日本でこれに該当する研究や大学を見つけることが出来ませんでした。
この分野は統計学や犯罪心理学や工学など複数の学問にまたがっているので、大学では何を専攻すれば良いのか分からず悩んでいます。
犯罪心理学からズレた質問になっていて申し訳ありません。萩野谷様のご意見を聞かせて頂けないでしょうか。
リンク先のスライドにあるような研究は,心理学と統計学のどちらからでもアプローチできますし,研究も多くあります。どちらかと言えば心理学側からのアプローチが多いかもしれません。
ただ,いずれにしても学部4年間ではまず今後研究していくための基礎知識を身に着けることが重要になるので,心理学,統計学のうち選ばれた方で,幅広い知識を得ることをお勧めします。運が良ければ,指導教官の元で卒論として近い研究ができるかもしれません。大学卒業時にまだ自分の興味がこのテーマにあれば,ぜひ専門の先生を見つけて大学院に進んでください。
>響さん
人の感情を表情から検知して応用するタイプの研究ですね。僕もたまたまですが共同研究で同じテクニックを利用しています。
分野的には,知覚や生理などの実験心理学を学ぶと活かせると思います。他分野は分かりませんが,工学系は専門で研究されている方がいると思います。統計学は技術には使用しますがそれがメインではないので専攻にするほどではないかもしれません。
どちらも心理学研究になる可能性はあると思います。ですが,おそらくもう少し調べたいことを絞り込んでいって,ご自身が研究したいことが心理の分野でできることかを考える必要があると思います。
法学部の指導教官にも相談しつつ,もしご所属の大学に心理系の教員がいればその方にも相談してみるといいかもしれません。
どうせならば本場のアメリカで学びたいのですが、おすすめの大学はありますか?
学部か大学院か,また研究したい分野によっても違いますが,まずは「この人から学びたい,指導を受けたい」と思える研究者を見つけるのが近道だと思います。
Google Scholarなどで興味がある論文を探して,コンタクトを取ってみてはいかがでしょうか。
私の行きたい大学では犯罪心理学の授業はあるのですが、法科学の色が強いと聞きました。調べると、法科学は現場捜査系の学問のような気がしますが、私は犯罪心理学全般の、特に「なぜ起こったか」や矯正、更生を深く学びたいと思っています。
もし入学したら、ミスマッチになってしまうでしょうか?また、「法科学」の定義や活用場面のようなものが私の中で曖昧なので、具体的
に教えていただきたいです。
(間違えて途中で投稿してしまいました…すみません。)
法科学という場合は仰る通り現場捜査の色合いが強くなる可能性もあると思います。詳細はその大学のシラバスを調べるのが一番です。
原因論などであれば犯罪学系のテーマに強い研究者や矯正・更生系の勤務歴がある研究者がいるところを調べるのが良いと思います。
何故、犯罪を犯していないのに、犯人扱いされるのか。不条理に思えるんです。犯人になる素質がかなり高いということですか?私はどうしたら良いですか?
あと、犯罪者は、大抵、お金、交際関係、仕事とかでの因縁とかが多いんですよね?
「犯人だ」のように何かを言い切るのはそもそも不可能なことなので,あまり気にしないのが良いと思います。